外構のトラブルでよく耳にする『境界のトラブル』。
具体的には
・車や人の通り道になっている
・敷地を跨いでカーポートを設置された
・ペットが勝手に入ってくる
などが実際に起きています。
しっかり境界を示すための境界杭や境界標が打ってあり
それを守れるのが1番ですが
境界杭を動かしてしまったり、そもそも無かったりすると
どこまでが自分の敷地なのか曖昧になってしまいますね。
トラブルを避けるためにも、隣地との境界はしっかりと明確にしましょう。
では、どのようにしたら境界は明確になるのか。
それは隣地との境界には塀、またはフェンスを設置する事です。
ですが、実は『境界』の施工には、2種類あるのをご存じでしょうか。
自分の敷地内に作る【内積み】
境界線を中心に作る【芯積み】
この2種類があります。
―内積み―
自分の好きなデザイン、好きな仕様に出来ますが
自分の持ち物になりますので、当然コストがかかります。
―芯積み―
隣人との折半になりますので
コストは安く済みますが、共用財産になります。
設置するときはもちろん
古くなった時や壊れた時も相談して進めなくてはなりません。
出来れば【内積み】にしたい所ですが
敷地的な問題で【芯積み】にしなくてはならないケースもあるようです。
お隣さんとのトラブルを避けるために、どちらの施工にするとしても
必ず話し合いをしたりしながら施工を進めていくのがいいですね。