土間コンクリートは、水はけが良く施工性や耐久性にも優れているため、
駐車スペースの床材として多く使用されています。
そんな土間コンクリートは、一面に打設するのではなく
「目地」と呼ばれる隙間が設けられています。
今回は土間コンクリートにおける目地の役割や
目地の種類をご紹介していきます。
・目地の役割
コンクリートは硬化すると固まったまま形が変わらないと思われるかもしれませんが
実は硬化した後も乾燥や温度によって膨張や収縮をする性質があります。
コンクリートは圧縮力には強いですが引張り力には弱く
膨張や収縮による引張応力によってひび割れが発生します。
目地とは、そのひび割れるのを防ぐためのもので、いくつか種類があります。
・目地の種類
一番多く使用される伸縮目地
比較的安価な砂利目地
緑がアクセントになる芝目地
ひと工夫が映えるレンガ・ピンコロ目地
などの種類があります。
目地はひび割れ防止のためのものですが
見栄えやデザインの観点からもお洒落なものを入れたいですね。
目地の間隔は3メートルから4メートル毎に入れていくのが一般的です。
デザイン面や素材なども業者と相談し考えてみてください。